こんにちは、chiiです。
「読書を始めたいけれど、時間がなくて続かない…」と感じることはありませんか?
仕事や家事、家族との時間に追われていると、どうしても自分のための時間が後回しになりがちです。
しかし、そんな忙しい日常の中でも、読書を習慣にすることで心をリフレッシュし、自己成長を促すことができます。
読書をしたいけれど、どの本を読めばいいかわからない。
読んでも続かない。
読書を生活に取り入れるためのコツさえ掴めば、日々のストレスを軽減しながら、知識や新たな視点を得ることができるはずです!
この記事では、忙しい大人でも取り入れやすい読書習慣のコツや、隙間時間の活用法、さらにはおすすめの本も紹介します。
読書が習慣化できないワケとは?
多くの人が読書を習慣にしたいと思いつつも、挫折してしまうことがあります。
では、なぜ習慣化が難しいのでしょうか?
読書が続かない……。
よくある原因を5つにまとめました。
1.時間がない
現代社会では、仕事や家事、育児などに追われ、1日に読書のためのまとまった時間を取ることが難しいと感じている人が多いです。
特に、自由な時間がほとんどない場合、読書が後回しにされやすく、いつしか読書から遠ざかってしまいます。
2. 集中力が続かない
SNSやスマートフォンなどのデジタルツールが、常に集中力を分散させている可能性が高いと感じることも少なくありません。
例えば、本のページをめくる途中で通知が来た場合、別のことに気を取られたりすることが多く読書に没頭できない状況が頻繁に発生します。
3. 読書の目的が不明確
「なぜ読むのか」という明確な目標がないと、読書の優先度が低くなりがちです。
自己成長やリフレッシュのために本を読みたいと感じても、具体的な本のジャンルやテーマが決まっていないと、本を選ぶ段階で迷い、結局手が伸びないことが多いです。
4. 読書に対するハードルの高さ
「一度にたくさん読まなければいけない」「難しい本を読まなければならない」といった思い込みが、読書へのプレッシャーを生み、結果的に挫折してしまうことがあります。
特に、読書が義務感になると楽しさが失われ、読書自体を避けるようになります。
5. 集中できる環境がない
自宅や外出先で、読書に集中できる静かな環境がないことも理由の一つです。
テレビやスマートフォンの通知音、家庭内の騒音などが読書の妨げになることが少なくありません。
思い当たる原因はありましたか?
これらの理由を認識し、読書を続けられない原因を明確にすることで、読書習慣を身につけるための解決策を見つける手助けとなります。
次に、読書を習慣化するためにはどうしたら良いか、いくつかコツをご紹介します。
読書を習慣化するコツ
読書を継続的に行うには、ちょっとした工夫が必要です。
読書を無理なく日常に取り入れることができれば、忙しい生活の中でも、心の糧として本を楽しむことができるはずです。
それでは、習慣化するための効果的な8つの方法を詳しく解説していきますね。
ポイントを意識することで、自然と読書が日常に溶け込むようになります。
1. 読書の時間を決める
習慣化の第一歩は、毎日の生活の中に「読書の時間」を組み込むことです。
例えば、寝る前や朝の通勤時間、昼食後の休憩時間など、決まった時間を読書に充てると効果的です。
1日のスケジュールに合わせて時間を設定し、同じ時間に読むことで、体がその時間を「読書の時間」として覚えてくれます。
2. 短時間でもOK
「まとまった時間がないから読書できない」という人も多いですが、1回の読書が長時間である必要はありません。
たとえ10分でも、読書に取り組むことで習慣を作れます。
たった数ページでも、毎日続けることで少しずつ進んでいくので、読むこと自体が当たり前になっていきます。
気軽に始めることが大切です。
3. 興味のある本を選ぶ
読書習慣が続かない理由の一つに、「選んだ本が面白くない」ということがあります。
最初から難しいテーマの本に挑戦するのはハードルが高く感じるかもしれませんが、まずは楽しめるものを選ぶことで、読書が負担にならなくなります。
でも、好きな作家やジャンルもよく分からない。
そんな時でも大丈夫です。
私の場合、文庫本であれば、費用を抑えられるので1度に2〜3冊を購入して気に入った本を読み進めています。
「自分好みではないな……。」と思ったら無理して読み進めず、潔く別の本を読むスタイルです。
初めのうちは「せっかく買ったのに」と思うこともありましたが、好きなジャンルや好きな著者を知ることができるので、好みではない本を知ることも大切です。
4. 進捗を記録する
読書を進めていく中で、どれだけ読んだかを記録すると達成感が得られます。
例えば、日記や読書アプリを活用し、読んだページ数や本のタイトル、感想を記録していきましょう。
進行状況が見えることで、「今日はこんなに進んだ!」とモチベーションも高まり、振り返ることでどんな本を読んだかも思い出せるので、読書の経験をより豊かにすることができます。
5. 環境を整える
集中できる環境も重要です。
リラックスできる場所や、落ち着いた雰囲気の場所で読書をすることで、より深く本に没頭できるようになります。
例えば、静かなカフェや公園、自宅の一角に読書専用のスペースを作るのもいいアイデアです。
また、照明の明るさや椅子の座り心地など、快適さにも気を配るとより特別な空間になるのでおすすめですよ。
6. 読書のゴールを設定する
目標を設定することで、読書がより具体的な目的を持った行動になります。
「1か月に1冊読む」「1日で30ページ読む」など、自分に合ったペースで目標を立てましょう。
このようにゴールがあると、読書が一層楽しくなり、達成感を感じやすくなります。
※ただし、無理のない範囲で設定することがポイントです。達成感が読書のモチベーションを維持する大きな要因と感じる人もいれば、反対に大きなプレッシャーに感じる場合もあります。
あなたに生活スタイルに合った方法を取り入れて、読書の習慣を少しずつ作り上げていくと自然と日常の一部になります。
7. 読書仲間を作る
同じ本を読んでいる友人や、読書コミュニティでの交流は、読書習慣を強化するための強力な手段です。
読書会やSNSで他の読書家と本について議論したり、おすすめの本を紹介し合ったりすると、読書の幅が広がり、新たな視点で本を楽しむことができます。
私の場合、読書会に参加するのも憧れますが、「忙しくて無理!」というのが正直なところ……。
そこで私が愛用している「読書メーター」というアプリがおすすめなので、サクッとご紹介しますね!
8. 無理をしない
読書は義務ではなく楽しみであることを忘れないことが大切です。
「読まなければならない」と思うと、逆にストレスがたまり、読書が嫌になってしまうこともあります。
忙しい日が続いて読書できない日があっても大丈夫です。自分のペースを尊重し、リラックスして取り組みましょう。
無理せず、楽しむことが最も重要です。
これらのコツを活用すれば、徐々に読書が日常の中で習慣化され、自然に本を手に取ることが増えていくはずですよ。
忙しくて読む時間がない時は隙間時間を活用!
「読書を習慣化するコツ」を理解した上で、さらに実践的なステップとして、忙しい日常でも「隙間時間」をうまく活用する方法をご紹介します。
まとまった時間が取れなくても、短い隙間を活かして本に触れることができれば、自然と読書を続ける習慣が身につきます。
ここでは、忙しい方でも無理なく読書を楽しめる、隙間時間の有効な活用法をお伝えします。
1. 通勤・移動時間を読書タイムに変える
電車やバスの通勤時間は、読書に最適な瞬間です。
スマートフォンをスクロールする代わりに、電子書籍や軽めのフィクションを読んでみましょう。
スマホやタブレットにお気に入りの本をダウンロードしておけば、荷物を増やさずいつでも読み始められます。
少しの時間でも、毎日コツコツと読書を進めることができ、気が付けば多くの本を読み終えることができます。
2. オーディオブックを活用する
目を使いたくない時や、両手がふさがっている時に便利なのがオーディオブックです。
家事をしながら、または通勤時の車の中で本を「聴く」ことができ、読書の新たなスタイルとして人気が高まっています。
特に自己啓発やビジネス関連の本など、耳で聞いて理解できるジャンルは多く、隙間時間を活用する絶好の方法です。
3. 昼休みや休憩時間の5分間を活かす
昼休みやちょっとした休憩時間に、少しだけでも本を開くことで、意外と多くのページを進めることができます。
短編集やエッセイなどの軽い内容の本を手元に置いておくと、気軽に読書を楽しめます。
また、ストレスの多い仕事の合間に、リフレッシュタイムとして読書を取り入れることもおすすめです。
4. 寝る前の数分を読書に充てる
ベッドに入った後、スマートフォンを見る代わりに、本を読む習慣を取り入れてみましょう。
寝る前に本を読むことで、心がリラックスし、より良い睡眠を得られる効果も期待できます。
1章だけでも読むことを目標にすれば、短時間でも気軽に読書ができ、習慣化しやすくなりますよ。
5. 待ち時間を逃さない
病院の待合室や美容院での待ち時間、ちょっとした予定の合間の待ち時間も、読書のチャンスです。
電子書籍アプリを活用することで、常に手元に本を携えている状態にし、ちょっとした空き時間にすぐに読書を始められます。
少しの時間でも読み進めることで、無駄な待ち時間を有効に使うことができます。
6. タスクを細分化して「5分読書」を実践する
「まとまった時間がないから読書ができない」と思い込んでしまうこともありますが、実は少しずつ読み進めることが大切です。
1冊を一気に読むのではなく、「1日5分だけ読む」「1章だけ読む」といった目標を立ててみましょう。
少しずつ進めることで、達成感が生まれ、読書が楽しい習慣となります。
このように、忙しい日常の中でも隙間時間をうまく活用すれば、無理なく読書を続けることが可能です。
少しの工夫で、日々の忙しさの中に「本を読む」という豊かな時間を取り入れ、自分のための時間を楽しんでみてください。
読書を習慣化するメリットとは?
読書は知識を得るだけでなく、さまざまな側面で生活や心に良い影響を与える活動です。
これらのメリットを理解することで、読書を日常に取り入れるモチベーションが高まります。
1. 知識の蓄積
読書を続けていくと、新しい知識がどんどん積み重なっていくことを実感できます。
私自身も、あるテーマについて調べているうちに興味が広がり、気づけばその分野について詳しくなっていました。
例えば、自分や娘のために、自己啓発の本をきっかけに心理学やコミュニケーションについて学び始め、実生活でも応用できる知識を得られました。
新しい情報に触れるたび、自分の視野が広がる感覚は、読書ならではの大きな喜びです。
本を読むと、まるで違う世界が開ける感覚。新しい発見が毎回楽しみなんです!
2. 語彙力と表現力の向上
本を読み続けていると、自然と語彙が増え、表現力が豊かになるのを感じました。
特に仕事や友人との会話の中で、以前なら言葉に詰まってしまったところでも、適切な表現を思い浮かべることができるようになります。
さらに、文章を書く際にも言葉の選び方が以前より多彩になり、表現に自信が持てるようになりました。
3. ストレス解消とリラックス効果
忙しい日々の中で、私にとって読書は貴重なリフレッシュタイム!
一日が終わってから、お気に入りの本を手に取り、静かな時間を過ごすことで心が安らぎます。
特にフィクションを読むと、日常のストレスから解放され、物語の世界に没頭することで、疲れが和らぐのを感じます。
ストレスを軽減するために、短時間でも読書を取り入れることが、私にとって大切な習慣になっています。
たった10分でも、物語に没頭できると不思議と疲れが取れるんです。
4. 集中力の向上
現代社会では、スマートフォンやインターネットによる情報の洪水に溺れがちですが、読書をしているときは完全にその世界に集中できます。
初めのうちは、数分も集中するのが難しかったのですが、続けるうちに徐々にその集中力が高まり、気づけば1時間以上本に没頭できるようになりました。
この集中力は、他のタスクにも良い影響を与え、仕事でもメリハリをつけて効率よく取り組めるようになりました。
5. 記憶力の向上
読書をしていると、ストーリーや登場人物、重要なポイントを覚えるために自然と記憶を使います。
これにより、普段から記憶を鍛える効果があると感じました。
特に、シリーズ物の小説を読んでいると、前の巻で何が起きたか、どんな伏線があったかを覚えておくことが必要です。
これが意外と頭を使う練習になり、日常生活でも物忘れが少なくなったと感じます。
前巻の伏線がどうつながるかを考えるのが、読書の楽しみでもありますよね。
6. 創造力や想像力の活性化
私はフィクション小説が大好きで、その魅力は何といっても自分が知らない世界や時代に没頭できることです。
異なる世界や時代、価値観に触れることで想像力や創造力が刺激され、日常生活や仕事での新たな発想やアイデアを生むきっかけになります。
私は刺繍が趣味で、刺繍イラストを考える時に読書によって得られた創造力や想像力が、新しいアイデアを引き出す手助けになっています。
7. 共感力や感情理解の向上
物語やキャラクターに感情移入することで、他者の気持ちを理解する共感力が養われます。
特にフィクションでは、多様な背景や感情を持つキャラクターに触れるため、人間関係や社会の理解が深まります。
この経験は、対人関係でも役立ち、相手の立場に立って物事を考えられるようになったと感じます。
8. 自己成長と自己理解の深化
読書を通じて新しい考え方や価値観に出会うことで、自己を見つめ直すきっかけになります。
特に、悩んでいる時に読む本は、まるで心の声を代弁してくれているかのようで、自分の考え方や価値観を整理する手助けになりました。
読書を通して、自分自身について考える機会を与えてくれます。自己理解が深まることで、目標設定や意思決定がより明確になり、自己成長を促進します。
本を読んでいると、自分自身と対話しているような感覚になることがあります。
これらのメリットを活かすためには、まず読書を習慣化することが重要です。
読書は単に知識を得るだけでなく、日常生活の質を向上させ、心身の健康にも良い影響を与える素晴らしい習慣です。
読書習慣がある人、ない人の違いとは?
読書習慣の有無は、個人の生活や知識、さらにはメンタルヘルスにも大きな影響を与えるとされています。
実際に、読書を習慣にしている人とそうでない人の違いはどのように現れるのでしょうか。
日本におけるデータや調査結果をもとに、その違いを掘り下げてみましょう。
1. 読書習慣のある人の特徴
読書習慣がある人は、自己成長への意欲が高く、常に新しい知識を求めています。
例えば、日本文化庁の「国民の読書に関する実態調査」によると、定期的に読書をしている人の多くが自己啓発やスキル向上を目的としており、仕事のパフォーマンス向上や自己表現の手助けになると感じているそうです。
2. 読書習慣がない人の特徴
一方で、読書を習慣にしていない人は、忙しさや情報収集のデジタル化により、本に触れる機会が少ないという傾向があります。
特に、SNSや動画コンテンツに多くの時間を費やしている人たちにとって、長文の読書をする機会は減少しています。
また、文化庁の調査によると、年間に一冊も本を読まない「非読書層」は増加傾向にあり、特に20代や30代に顕著です。
3. 読書習慣が与える影響
読書習慣の有無によって、学業成績や仕事での成功にまで影響が出ることが、国内外の研究でも示されています。
例えば、日本では「子供の読書活動の重要性」として、学校での成績向上に読書習慣が密接に関わっていることが報告されています。
これは大人にも当てはまり、読書を習慣にしている人は、長期的なキャリア形成やコミュニケーション能力の向上にも寄与すると考えられます。
このように、読書習慣の有無は、個人の生活や成長に大きな影響を与えることが、様々な調査結果からも明らかです。
私自身、日常の忙しさに流されて読書から遠ざかっていた時期もありましたが、読書を再開してからは、日々の生活において心に余裕が生まれ、自分の時間を豊かに感じられるようになりました。
どんなに忙しい日常でも、隙間時間を利用して本に触れることは、心の健康や自己成長において大きな変化をもたらすと感じています。
おすすめの本
読書を習慣化するためには、読みやすく、かつ自分に合った本を選ぶことが重要です。
ここでは、難しい本が苦手な私のおすすめ本を紹介します。
どんな本を読めばいいの?
初めて読書を習慣化しようとしている方に、ぴったりの本をセレクトしました。
1.夢をかなえるゾウ
「夢をかなえるゾウ」は、自己成長をテーマにしたユーモアあふれる一冊です。
平凡なサラリーマンの「僕」が、突然現れたインドの象の神様「ガネーシャ」との出会いを通じて、人生を変えるための教えを学んでいく物語。
ユニークなキャラクターであるガネーシャが、時に笑わせ、時に深く考えさせるアドバイスを次々に繰り出しながら、シンプルながらも本質を突いた「成功の秘訣」を教えてくれます。
「自己啓発本は難しい」と感じている方にも、この本は優しく、そして面白く読めるため、楽しみながら自己成長について考えることができます。
成功のカギは、実はすぐそばにあるのかもしれない。そのヒントが、この本に詰まっています。
2.女子とお金のリアル
どこにでもいる節約OLが、転職、副業、起業を経て年収が億単位になるまでの道のりを綴った一冊です。
学校や家庭では教わらない、お金の使い方やルールなどがテンポの良く書かれているので、読みやすさも抜群ですよ。
ある章では共感したり、概念がひっくり返ったり、目から鱗な内容ばかりで今頑張りすぎている方も、今から頑張りたい方にも心に響くはずです。
3.チーズはどこへ消えた?
変化の時代を生き抜くための知恵を教えてくれるビジネス書でありながら、誰もが共感できる一冊です。
物語は、迷路の中でチーズを探し求める2匹のネズミと2人の小さな人間のキャラクターを通じて、変化にどう向き合うかというテーマをシンプルに伝えています。
ぜひ、変化に悩んでいる方や、前に進む勇気が欲しい方に手に取ってほしい一冊です。
4.木曜日にはココアを
川沿いの桜並木にある「マーブル・カフェ」を舞台に、さまざまな日常の出来事が繋がり合う心温まる一冊です。
連作短編集なので、隙間時間に少しずつ読み進めたい方にもおすすめ!
一杯のココアから始まる物語は、東京とシドニーを舞台にした12のエピソードを描き、ささいな出来事がやがて一人の命を救うまでを紡いでいます。
日常の細やかな行動が、やがて大きな意味を持つことを教えてくれる優しいストーリーです。
読み終わった後に、心が救われるような温かさを感じることができる作品で、人気ミニチュア写真家・田中達也氏の美しいカバーアートも、さらにその魅力を引き立てています。
5.カラフル
累計100万部を突破し、映画やアニメにもなった感動的な青春小説であり、若者から大人まで、多くの人々の心を動かしてきた不朽の名作です。
生前に犯した罪のため輪廻から外れた「ぼく」の魂が、天使業界の抽選で再挑戦の機会を得たところから始まります。
彼は、自殺未遂を起こした中学3年生の少年の体に宿り、自分の罪を思い出すための「ホームステイ」を始め、少年が好きだった絵を通じ、周囲との関係が少しずつ変わっていきます。
タイトル通り、読み進めていくとモノクロの世界が徐々にカラフルになっていき、結末にはすっきりとした気持ちになれます。
6.団地のふたり
50歳を迎えた幼なじみの奈津子と野枝、二人の穏やかな日常を描いた心温まる作品です。
イラストレーターとしての仕事が減り、今はネットで不用品を売って生計を立てている奈津子と、大学の非常勤講師を掛け持ちして生活する野枝。
二人はそれぞれの生家の築古団地で独り暮らしをしていますが、奈津子の部屋で手料理を一緒に食べたり、些細なことでケンカしたりする、親しみやすい日常を送っています。
大きな事件や劇的な展開はなくても、小さな幸せや、気のおけない友情の心地よさが感じられるストーリーは、読者の心をほっこりと温めてくれます。
7.ハニオ日記 I 2016-2017
愛猫ハニオを中心としたエッセイ集で、日々感じるささやかな幸せや、ペットとの心温まるエピソードが丁寧に描かれ、著者の飾らない人柄が感じられる一冊です。
猫好きはもちろん、日々の小さな喜びを大切にしたいと感じている読者にとって、心に響く内容になっています。
また、著者の自然体な文章と愛猫との写真が載っているので、読む人に癒しをもたらしながら活字に疲れることなく読み進められるはずです。
8.もものかんづめ
国民的漫画家さくらももこさんが、自身の日常や過去の出来事をユーモアたっぷりに綴ったエッセイ集です。
子どもの頃の思い出や、家族や友人との出来事、日常の何気ない瞬間が、さくらももこの軽快な筆致で描かれ、誰もが共感できる親しみやすい作品に仕上がっています。
読者は、さくらももこさんの独特の笑いのセンスに引き込まれ、彼女が体験した少し風変わりで可笑しな出来事に思わずクスッとしてしまうことでしょう。
私はいつもバッグに入れて持ち歩いていて、ちょっとした待ち時間などに読み進めている一冊です♪
紹介した本の中には、ところどころイラストや写真が散りばめられている本もあるので、活字に疲れてしまう方や、隙間時間に読みたい方にもピッタリです。
あなたのお気に入りの本が見つかれば幸いです。
まとめ
読書を習慣にすることで得られるメリットは計り知れません。
忙しい日常の中でも、ちょっとした時間を利用して本を読むことで、リフレッシュしながら自己成長につなげることができます。
読書習慣は未来への投資!
継続することで、あなたの人生がより豊かになり、ストレスの軽減や新たな知識の発見に繋がります。