朝は、いちばん心が揺れやすい時間かもしれません。
不安感が強く出たり、焦ってしまったり。けれどその分、自分にいちばん優しくしてあげたい時間でもあると、私は思っています。
私は、パニック障害・不安障害・社交性障害を抱えていて、日々なるべく穏やかに暮らすために、自分なりの「朝の整え方」を大切にしています。
今日はそんな私の、心と体をふわっと軽くしてくれる「朝のルーティン」をご紹介させてください。
私の朝は、耳から始まる

朝いちばん、私は「音」によって心を目覚めさせています。
まだ寝ぼけている頭や、少し緊張気味の心に、そっと寄り添ってくれる音たち。
視覚や思考よりも先に、耳から静かに一日を始めることで、朝の心の波を穏やかに保てるようになりました。
起きてすぐ、AirPodsで音楽やポッドキャストを
目覚めたら、まずAirPodsを耳に装着して、静かな音楽ややさしい声のポッドキャストを流します。
目を閉じながら、音で空気をやさしく満たすようなイメージ。
すぐにスマホを見たりしない分、気持ちが乱れにくくなりました。
おすすめの音楽とポッドキャスト
光と香りで「今日」にスイッチを入れる

朝の空気や光、そして香りは、気持ちを切り替えるための大切なスイッチ。
特に私は、香りにとても影響を受けやすい体質なので、「深呼吸するように香りを吸い込む時間」が自然と習慣になりました。
無理に気合いを入れるのではなく、やわらかく“今日”に向き合う準備をする…そんな感覚です。
カーテンを開けて、深呼吸。朝日を感じるだけでちょっと落ち着く
カーテンを開けて、自然光を部屋に取り込みます。
冬の間はほんのり明るい程度でもOK。
光を浴びながら、深呼吸を2回。自律神経が少しずつ整ってくるのを感じます。
N organicの香りで、肌も心も目覚める
スキンケアの時間は、私にとって癒しそのもの。
朝の洗顔後に使うのは、N organic(エヌオーガニック)のスキンケアシリーズ。
柑橘系の天然精油の香りがふわっと広がって、まるでアロマを浴びるような感覚です。

髪をととのえる時間も、私の中では“心の準備時間”

「髪を整えること=自分にやさしく手をかけること」だと感じるようになってから、朝のヘアセットは心の準備にもなりました。
外に出る予定がなくても、髪に少しだけ手をかけることで、気持ちがシャキッとする瞬間があります。
香りと手ざわりに意識を向けることで、自分自身をゆっくりと“朝のモード”にしていきます。
HONEYQUEの寝癖直しミストでやさしくリセット
忙しい朝でも、なるべく髪に手を通すようにしています。
HONEYQUEのヘアミストは、やさしいフルーティーな香りで気分が落ち着きます。
寝ぐせが気になる日は、手ぐしでなじませるだけでも整います。

trackオイル No.3で、金木犀の香りをまとって
最後の仕上げは、track oil No.3。
金木犀の香りがふんわり髪に残って、朝から「いい香りだね」と子どもに言われることも。
自分を大事にしている感覚って、実はこんな香りから始まるのかもしれません。

子どもたちを起こす前の、ささやかな“わたし時間”

そのあと、子どもたちを起こします。
娘(13歳)と息子(7歳)を送り出す準備でバタバタしますが、できれば5分でもメイクをして気持ちを整える時間を取るようにしています。
(香りにこだわった朝メイクについては、また別の記事でご紹介しますね。)
朝ルーティンで使っている私の“お気に入り”たち

まとめとして、私の朝時間に登場する愛用品を一覧でご紹介しておきます。
どれも、香りややさしい使用感を大事に選んでいるものです。
おわりに「ととのえる」って、“がんばる”ことじゃなくてい

私にとって「朝の整え方」は、「気合いを入れる」ものではなく、「ほぐしてあげる」ための時間です。
何かひとつでも心がふっと軽くなる瞬間があれば、それだけで充分。
同じように、朝がつらく感じてしまう日がある方のヒントになれば嬉しいです。
あなたの朝が、少しでも穏やかでやさしい時間になりますように。
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