WordPressのクイックスタートで、当ブログを開設した私ですが、いざ始めてみると
「これ、最初に設定しておいたほうがいいのかな?」と開設当時、疑問が出てきました。
そこでこの記事では、エックスサーバーのクイックスタートでWordPressを開設したばかりの頃の私が、最初にやった設定・やっておくべきだった設定を、初心者さんにもわかりやすくまとめました。
WordPress初期設定チェックリスト
それでは、一つずつ解説していきます。
①サイトアドレス(URL)の確認

最初にチェックしておくと安心なのが「サイトアドレス(URL)」の設定です。
WordPressをクイックスタートで開設すると、自動で「http」→「https」のアドレス(SSL化対応)になりますが、
念のため、自分のサイトアドレスがちゃんと「https://〜」で始まっているかを確認しておきましょう。

なぜ確認が必要なの?
「https」にしておかないと、
- サイトに「保護されていない通信」と表示される
- Googleの評価にも悪影響
- 信頼性が下がってしまう
…ということもあるため、確認しておきましょう。
②パーマリンク設定を「投稿名」に変更
パーマリンクとは、記事ごとのURL(アドレス)のことです。
初期状態のWordPressでは、URLに意味のない数字や記号が入っていることがあります。

例えば…
「https://〇〇.com/?p=123」のようなURLよりも、
「https://〇〇.com/osyare-cafe-review」のように、記事タイトルがURLに含まれてい方がGoogleにも内容が伝わりやすいメリットがあるので、SEO対策としても効果的なんです◎。
「特にseo対策してないよ〜」という方でも、設定しておいて損はないのでぜひ参考にしてみてくださいね。
- ステップ1WordPressの管理画面にログイン
- ステップ2左側のメニューから「設定」→「パーマリンク」をクリック
- ステップ3「共通設定」から【投稿名】を選択
- ステップ4一番下の「変更を保存」をクリック!
パーマリンクの設定は、途中から変更すると、過去記事のURLが変わってしまい、リンク切れの原因になってしまうので、最初に設定しておきましょう。
③不要な初期プラグインを削除する
WordPressをインストールした直後は、いくつかのプラグイン(機能の拡張ツール)が最初から入っています。
プラグインとは、WordPressに後から機能を追加できる拡張ツールのようなもので、
便利な反面、多すぎると「表示が遅くなる」「不具合の原因になる」こともあります。
だからこそ、不要なものは削除しておくのが安心です。

以下の2つは、特に使う予定がなければ削除してOKです
プラグイン名 | 内容 |
---|---|
Hello Dolly | 詩が表示されるプラグイン |
TypeSquare Webfonts for エックスサーバー | 有料フォント連携用。Cocoonテーマなどでは不要なことが多い |
- ステップ1WordPress管理画面 → 左メニューの「プラグイン」→「インストール済みプラグライン」をクリック
- ステップ2「Hello Dolly」や「TypeSquare Webfonts」の欄を探す
- ステップ3「無効化」ボタンをクリック → 「削除」をクリック」
- ステップ4完了!
必要なプラグインまで間違って削除しないよう、分からない場合は残しておいても問題ないですよ。
④日本語文字化け対策のプラグインを導入する
WordPressはもともと英語圏で開発されたシステムなので、日本語サイトでは表示や処理に不具合が出ることがあります。
私が使っているCocoonテーマでは大きな崩れはありませんでしたが、
日本語の処理や表示をより安定させるために、「WP Multibyte Patch(マルチバイトパッチ)」を必ず入れておきましょう。
- ステップ1WordPress管理画面→左メニュー「プログライン」→「プログラインを追加」をクリック
- ステップ2検索窓に「WP Multibyte Patch」と入力
- ステップ3表示されたプラグインの「今すぐインストール」→[有効化]をクリック!
このプラグインは、有効化するだけで大丈夫です!特別な設定は必要ありません。
⑤メタ情報ウィジェットを削除する
ブログを始めたばかりのとき、サイドバーに「メタ情報」という謎の項目が表示されていますよね。
実はこれ、管理者用リンク(ログイン・ログアウト・RSS・WordPress.org など)が並んだウィジェットなので、読者さんにはまったく必要のない情報です。
- ステップ1WordPress管理画面 → 左メニュー[外観]→[ウィジェット]をクリック
- ステップ2「サイドバー」の中にある「メタ情報」→「削除」をクリックして完了
「削除」といっても、管理画面からのログインができなくなるわけではないので安心してくださいね!
⑥ニックネームの設定&表示名の変更
WordPressでは、記事に「投稿者名」が表示される仕組みになっています。
でも実は、何も設定していないとクイックスタート時に設定した「ログインID」がそのまま表示されてしまうことがあるので、変更しておきましょう!
- ステップ1WordPress管理画面→左メニュー[ユーザー]→[プロフィール]をクリック
- ステップ2下の方へスクロールし、「ニックネーム(必須)」に好きな名前を入力
- ステップ3「ブログ上の表示名」で、さきほど入力したニックネームを選ぶ
- ステップ4最後に、ページ下部の[プロフィールを更新]をクリックで完了!
ニックネーム=記事に表示される「著者名」になります。
途中で何度でも変更可能なので、まずは気軽に設定してみましょう。
⑦コメント機能をOFFにする
WordPressでは、ブログ記事にコメント欄が自動で表示される設定になっています。
コメント欄を使わない場合は最初にOFFにしておきましょう。
- ステップ1WordPress管理画面 → 左メニューの[設定]→[ディスカッション]をクリック
- ステップ2「新しい投稿へのコメントを許可する」のチェックを外す
- ステップ3下までスクロールして[変更を保存]をクリック
私のように、マイペースに記事を書きたい場合や、アンチコメントが不安…、という場合は
最初からOFFにするのがおすすめです。
⑧WordPress本体・テーマ・プラグインの更新
ブログを立ち上げたばかりの時に意外と見落としがちなのが、「更新」です。
WordPressは、定期的に本体・テーマ・プラグインのアップデートが行われています。
不具合・バグの修正、新しい機能の追加や、セキュリティー強化のためなど、更新はより安全で快適なブログ運営のために、とても大切です。
- パターン1WordPress本体の更新
管理画面の上部に「WordPressの新しいバージョンがあります」と表示される場合は「今すぐ更新」をクリック
- パターン2テーマの更新(Cocoonなど)
左メニュー「外観」→「テーマ」に通知が出たら、「更新」をクリック
- パターン3プラグインの更新
左メニュー「プラグイン」→「更新が必要」と表示されているプラグインがあれば、個別に「更新」をクリック
⑨サンプルページの削除
WordPressをクイックスタートで立ち上げた直後、最初から1つだけ「固定ページ」が入っています。

これ、決していいのかな?
どうやって消すんだろう?
と、心配になりますが、いわゆる「サンプルページ」なので削除しておきましょう!
- ステップ1管理画面の「投稿」→「投稿一覧」をクリック
- ステップ2「サンプルページ」のタイトル下にある、「ゴミ箱へ移動」をクリックして完了
そのまま放置すると「404(ページが見つかりません)」対策としても、サンプルページや、使わないページはしっかり整理しておくと安心です。
⑩プロフィールの設定
ブログに訪れた人が「どんな人が書いてるのかな?」と気になった時、ふと目にするのがプロフィール欄です。
ほんの一言でも、書き手の人柄や雰囲気が伝わる大切な部分だと私は思っています。
- ステップ1WordPress管理画面→左メニューの「ユーザー」→「プロフィール」をクリック
- ステップ2「プロフィール情報」欄に自己紹介文を入力
- ステップ3一番下までスクロールして「プロフィールを更新」をクリックして完了
プロフィールはあとから何度でも変更できるので、どんどん自分らしいプロフィールに仕上げていきましょう!
まとめ
WordPressをクイックスタートで立ち上げたあと、最初にやっておきたい10の初期設定をご紹介しました。
どれも「これってなんだろう?」と最初は戸惑うかもしれませんが、
一つひとつ設定していくうちに、どんどん自分のブログらしさが整っていく感覚が味わえます。

ブログは焦らず、少しずつ。
完璧を目指さなくても、「ちゃんと続けられている」ことが一番すごいことだと思います。
これから記事を書いたり、デザインをいじったりしながら、あなたらしいブログが育っていくのを楽しんでくださいね。
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